小岩駅スグの糖尿病外来・内科|江戸川区西小岩のクリニックです。

ごあいさつ

 当院のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。メディカルプラザ小岩駅は、2012年8月に、糖尿病を中心とした、生活習慣病専門のクリニックとして開院いたしました。地域の方々に支えられ、日々、診療を行っております。ありがとうございます。大学時代の講義で、「Think globally, act locally」という言葉を教わりました。「より広い視野と角度からものごとを考えること、そして自分の足元をみつめ、地道に活動していくこと」、私はこの言葉をこう理解し、心がけてきたつもりです。縁あって、この江戸川区小岩の地で、糖尿病クリニックという私の「act」の場を得ることができました。日々の診療にあたれること、心から感謝しております。
 
 
 糖尿病の患者さんの数は、わが国でも急増しており、国際糖尿病連合が2011年に発行した「Diabetes Atlas 第5版」によると、日本の糖尿病人口は1067万4320人といわれています。40年程前には3万人程度といわれていましたので、今や糖尿病は、珍しい病気ではなく、むしろよく遭遇する病気、いわゆるCommon Diseaseとなりつつあります。糖尿病は、悪い状態のまま放置すると、その特有の合併症、神経障害・網膜症・腎症などを発症して、QOL(Quality of Life、生活の質)の低下を招きます。また、脳血管疾患や心血管疾患などの重篤な疾患の上流に位置する生活習慣病でもあります。糖尿病に対する早期診断・治療は喫緊の課題であり、私が医師になってから、糖尿病臨床に取り組んできたのも、命にかかわるような状態に至る前に、そのおおもとのところにアプローチしたい、という思いがあったからです。幸い、これまでの経歴のなかで、大学病院、急性期病院、リハビリテーション病院と、それぞれ性格の異なる病院で、いろいろな視点から、幅広く、数多くの糖尿病患者さんを診させていただきました。人にも恵まれました。
 
 
 今、これまで私が診させていただいた糖尿病患者さんのことを振り返ってみますと、18歳の高校生の1型糖尿病の患者さんから、90歳代の認知症の2型糖尿病の方まで、多くの患者さんのお顔が浮かびます。患者さんの層・幅が広い、ということも、糖尿病のもつひとつの特徴です。また、治療法についても、定型どおりの治療がない、という特徴があります。とりわけ薬物療法については、内服薬、注射薬ともに種類が非常に多くなり、その選択・使用量の決定にあたっては、糖尿病の病態・合併症だけでなく、他の疾患の有無、患者さんのライフスタイル、価値観、生活環境など、いくつものファクターを考慮しなければなりません。糖尿病の診療には、患者さんひとりひとりにあわせたアプローチが必要になります。こうしたところに、これまで私が培ってきた知識、技術、経験をいかしていきたいと考えております。これからも、地道に、一生懸命に汗をかき、糖尿病の診療をとおして、地域の方々のために貢献していきたいと考えております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 
 

プロフィール

竹内 雄一郎 メディカルプラザ小岩駅 院長

平成13年3月 信州大学医学部医学科卒業
平成13年5月 信州大学医学部附属病院老年科 (現 糖尿病・内分泌代謝内科)
平成14年4月 伊那市営伊那中央総合病院内科
平成15年4月 信州大学医学部附属病院加齢総合診療科 (現 糖尿病・内分泌代謝内科)
平成18年9月 信州大学大学院医学研究科(加齢適応医学系加齢病態制御学)博士課程終了
平成19年4月 長野県厚生連鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院内科
平成20年10月 社会福祉法人仁生社江戸川病院内科
平成23年1月 社会福祉法人仁生社江戸川病院内科(糖尿病・代謝・腎臓内科) 医長
平成24年7月 医療法人社団靭生会 メディカルプラザ小岩駅院長就任、現在にいたる

 

最終学歴 信州大学大学院医学研究科博士課程終了 平成18年
免許 医師免許
学位 博士 (医学 / 信州大学) 平成18年
資格 日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内科学会認定内科医
趣味 ボクシング、釣り、秩父札所巡り
好きな本 万葉集
好きなアーティスト ゴダイゴ、ジュディ・オング、J.S. バッハ
尊敬する人 田中角栄
好きな場所 軽井沢
論文 1. Takeuchi Y, Yamauchi K, Nakamura J, Shigematsu S, Hashizume K. Angiotensin Ⅱ regulates migration in mouse cultured mesangial cells: evidence for the presence of receptor subtype-specific regulation. Journal of Endocrinology. 2006 Nov;191(2):361-7.2. Takeuchi Y, Miyamoto T, Kakizawa T, Shigematsu S, Hashizume K.Insulin Autoimmune Syndrome possibly caused by alpha lipoic acid. Internal Medicine. 2007;46(5):237-9. Epub 2007 Mar 1.3. Yuichiro Takeuchi, Hiroyuki Ito, Koshiro Oshikiri, Shinichi Antoku, Mariko Abe, Mizuo Mifune, Michiko Togane, Masahiro Kato. Reduced endogenous insulin secretion in diabetic patients with low-titer positive antibodies against GAD. Journal of Diabetes Mellitus, Vol2, No.1, 96-100 (2012).

4. Yuichiro Takeuchi, Hiroyuki Ito, Yuko Komatsu, Koshiro Oshikiri, Shinichi Antoku, Mariko Abe, Mizuo Mifune and Michiko Togane. Non-alcoholic Fatty Liver Disease is an Independent Predictor for Macroangiopathy in Japanese Type 2 Diabetic Patients: A Cross-sectional Study. Internal Medicine 51: 1667-1675, 2012.

著書 ・肉体革命! 超ポジティブ糖尿病ライフ (幻冬舎)
・中野ジェームズ修一の糖尿病に効くウォーキング&筋トレ入門 (洋泉社MOOK) 中野ジェームズ修一著/竹内雄一郎監修
など